B1-59 / CEFR B1 / EPISODE 59

Tina's Homesick Morning

ホームシックの相手に寄り添う

場面朝、Tina の部屋。Tina は壁の星図を見ている。約束していた Frank が、コーヒーを持って訪ねてくる。

星図のある部屋で、朝のカップを持つ二人。
挿し絵を選ぶと、別タブで全体を拡大できます。

STORY 英文と日本語訳

Narratorナレーター

Tina is looking at the star map on her wall. She opens the door for Frank, who has brought coffee as promised.

ティナは壁の星図を見ている。約束どおりコーヒーを持ってきたフランクを、ドアを開けて迎える。

Frankフランク01

Morning. Here's your coffee. You seem quiet today.

おはよう。はい、コーヒー。今日は静かだね。

Tinaティナ02

I dreamed I was home with my family.

家族と故郷にいる夢を見たの。

Frankフランク03

What were you doing?

何をしてたの?

Tinaティナ04

Having breakfast. My sister was telling a story, and everyone was laughing.

朝ごはんを食べてた。姉が何か話していて、みんな笑ってたの。

Frankフランク05

That sounds like a lovely dream.

楽しそうな夢だね。

Tinaティナ06

It was. Then I woke up, and the room was so quiet. I miss them.

そうなの。でも目が覚めたら、部屋がすごく静かで。みんなに会いたい。

Frankフランク07

Would you like to call them?

家族に電話したい?

Tinaティナ08

Later, maybe. Mom would worry if she heard me crying.

あとで、かな。泣いてるのを聞いたら、母が心配しちゃう。

Frankフランク09

You can talk to me. You don't have to pretend you're fine.

僕には話していいよ。平気なふりをしなくても。

Tinaティナ10

My star looks so tiny this morning. So far away.

今朝は私の星が、とても小さく見えるの。すごく遠い。

Frankフランク11

It is far. But I'm just down the hall. Call me whenever you feel like this. I'll always come.

遠いね。でも僕は、廊下の先にいる。こんな気持ちのときは、いつでも呼んで。必ず来るから。

Tinaティナ12

Always? Then have breakfast with me. You can make the pancakes.

必ず?じゃあ、朝ごはんを一緒に食べて。パンケーキはあなたが焼いてね。

Frankフランク13

...I walked right into that.

……まんまと乗せられたな。

WORDS & CONTEXT

ことばと背景

“I walked right into that.”

文字どおりの「歩いて何かにぶつかった」という意味ではありません。walk (right) into that は、相手の仕掛けた言葉のわなや冗談に、自分から気づかずにはまってしまったときに使う口語表現です。right は「まともに・まんまと」という強調です。ここでは、フランクが「必ず来る」と約束した直後に、ティナがその言葉を逆手に取って朝ごはんとパンケーキ係まで頼んだため、フランクが「自分の言葉で墓穴を掘った」と苦笑いしています。自然な意訳は「……まんまと乗せられたな」「一本取られたね」です。