B1-55 / CEFR B1 / EPISODE 55

The Outfit Intervention

新しい物を試す不安に付き合う

場面Frank の部屋。いつも同じジャケットを着ている Frank に、Tina が新しい一着を贈る。

紺色のジャケットを前に話す二人。
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STORY 英文と日本語訳

Narratorナレーター

Tina visits Frank with a gift bag. She takes out a navy jacket and holds it up for him.

ティナがプレゼントの袋を持ってフランクの部屋を訪ねる。紺色のジャケットを取り出し、広げて見せる。

Tinaティナ01

I bought you a jacket. Want to try it on?

ジャケットを買ってきたの。試着してみない?

Frankフランク02

Thanks, but I don't want anything that stands out.

ありがとう。でも、目立つ服は着たくないんだ。

Tinaティナ03

It's plain navy. No bright patterns, I promise.

無地の紺色よ。派手な柄はないから、安心して。

Frankフランク04

People would still notice. I always wear the same jacket.

それでも気づかれるよ。いつも同じジャケットを着てるから。

Tinaティナ05

They might just say, "Nice jacket." I think it'll look good on you.

「いいジャケットだね」って言われるだけかもよ。似合うと思うわ。

Frankフランク06

All right. But I'm only trying it indoors today.

わかった。でも今日は、室内で試すだけだよ。

Tinaティナ07

That's fine. Here, put it on.

それでいいわ。はい、着てみて。

Frankフランク08

Oh. It's softer than my old one.

あれ。いつものより柔らかいね。

Tinaティナ09

Can you move your arms comfortably?

腕は楽に動かせる?

Frankフランク10

Yes. It's... fine. Nothing special.

うん。まあ……普通かな。特にどうってことないよ。

Tinaティナ11

Then shall I put it back in the bag?

じゃあ、袋に戻そうか?

Frankフランク12

Not yet. I need to test the pockets.

まだ。ポケットも確かめないと。

Tinaティナ13

Of course. Very serious research.

そうよね。大事な研究だものね。

WORDS & CONTEXT

ことばと背景

“The Outfit Intervention”

タイトルの intervention は、本来、依存症などの問題を抱える人を、家族や友人が集まって説得し、治療を促す場のことです。ここでは、いつも同じジャケットのフランクに、ティナが服装を変えさせようと乗り出す様子を、大げさにそう呼んでいる冗談です。

“Thanks, but I don't want anything that stands out.”

stand out は「目立つ・際立つ」という意味の句動詞です。良い意味(優れていて目立つ)でも、ここのように「人目を引いてしまう」という意味でも使われます。自然な意訳は「目立つ服は着たくないんだ」です。

“I think it'll look good on you.”

look good on ~ は「~が着ると似合う」という意味で、服や髪型を褒めるときの定番表現です。on you と、着る人を後ろに置くのがポイントです。It suits you. も同じ意味ですが、会話では look good on you のほうがよく使われます。