“My sister was always the overachiever.”
overachiever は「(期待以上に)何でもよくできる人・頑張りすぎるくらいの優等生」を指します。ほめ言葉にも、少し皮肉にも使われます。自然な意訳は「姉はいつも『できる子』だったの」です。
B1-16 / CEFR B1 / EPISODE 16
家族への思い込みを見直す
場面カフェ。Tina が優秀な姉の影で育った話を打ち明ける。

Tina is opening up to Frank about growing up in the shadow of her high-achieving older sister. A recent conversation with that sister surprised her.
ティナは、優秀な姉の影で育ったことをフランクに打ち明けている。最近の姉との会話が、彼女を驚かせた。
My sister was always the overachiever. Certificates in frames, all down the hallway.
姉はいつも「できる子」だったの。額入りの賞状が、廊下にずらっと。
And your frame?
で、君の額は?
One participation ribbon. For a race I didn't finish.
参加賞のリボン1本。しかも完走してないレースの。
So family dinners were all about her.
じゃあ、家族の夕食はお姉さんの話ばかりだったんだ。
Every dinner started with her news and ended with my grades. I stopped sharing anything at all.
どの夕食も、姉のニュースで始まって、私の成績で終わったわ。そのうち私、自分のことは何も話さなくなったの。
Did you ever tell her that?
それ、お姉さんに言ったことはある?
Last week, finally. On a call. I'd rehearsed it for two days.
先週、ついにね。電話で。2日間、練習してから。
And?
それで?
She went quiet. Then she said, "I've saved all your photos. I wish I'd been brave enough to move away, too."
姉は黙り込んで、それから言ったの。「あなたの写真、全部残してる。私にも、故郷を離れる勇気があったらよかったのに」って。
You wanted her grades. She wanted to travel like you.
君はお姉さんみたいに勉強ができたかった。お姉さんは君みたいに旅をしたかったんだね。
I had no idea. I want her to know I'm proud of her, too.
全然知らなかったわ。私もお姉ちゃんを誇りに思ってるって、伝えたいな。
You could send her a card.
カードを送ってみたら?
Better yet, a certificate! "World's Best Sister." She'll need a bigger wall.
それなら、いっそ賞状にしよう!「世界一のお姉ちゃん」賞。もっと大きな壁が必要になるわね。
WORDS & CONTEXT
overachiever は「(期待以上に)何でもよくできる人・頑張りすぎるくらいの優等生」を指します。ほめ言葉にも、少し皮肉にも使われます。自然な意訳は「姉はいつも『できる子』だったの」です。
participation ribbon は、アメリカの学校行事やスポーツ大会で、順位に関係なく参加者全員にもらえるリボン(参加賞)です。賞状がずらりと並ぶ姉と比べて、ティナには「完走もしていないレースの参加賞」しかないという自虐ネタになっています。
Better yet, は「それよりもっといいのは」と、直前の案を上回る案を出すときの言い方です。ここではフランクの「カードを送る」案に対して、ティナが「賞状を送る」とさらに上乗せしています。Even better, も同じように使えます。