B1-12 / CEFR B1 / EPISODE 12

Lost in Translation

聞き取れないときに確認する

場面カフェ。Tina が、英語の通じない国での旅行を語る。

カフェで身ぶりを交えて旅の話をするティナ。
挿し絵を選ぶと、別タブで全体を拡大できます。

STORY 英文と日本語訳

Narratorナレーター

Tina is telling Frank about a trip to a country where hardly anyone spoke English. It reminded her of her first week on Earth.

ティナは、ほとんど誰も英語を話さない国への旅をフランクに話している。それで、地球での最初の一週間を思い出した。

Tinaティナ01

The shopkeeper I asked didn't speak any English at all.

声をかけた店主は、英語をまったく話さなかったの。

Frankフランク02

So how did you manage?

それで、どう乗り切ったの?

Tinaティナ03

We just laughed and pointed at things.

ただ笑って、物を指差したのよ。

Frankフランク04

Did you try anyone else first?

その前に、誰かに試してみたの?

Tinaティナ05

A waiter. I just assumed he'd speak English. He didn't.

ウェイターよ。英語が話せると思い込んでたの。話せなかったけど。

Frankフランク06

Well, body language is sorta universal.

まあ、ボディランゲージはある意味万国共通だよね。

Tinaティナ07

True. Except I ordered fish and got fried chicken.

そうね。ただ、魚を頼んだのにフライドチキンが来たけど。

Frankフランク08

So you just rolled with it?

それで、そのまま受け入れたの?

Tinaティナ09

Yeah, it was delicious! Still, I felt like I was back in my first week on Earth, when every sign looked like a secret code. Next time, I'm learning a few phrases first.

うん、おいしかったし!でも、地球に来た最初の一週間に戻った気分だったわ。あの頃は、どの標識も暗号に見えたのよ。次は、先にいくつかフレーズを覚えていくわ。

Server店員10

Here's your coffee. Today's special comes with fish or chicken.

コーヒーをどうぞ。本日のおすすめは、魚かチキンが選べます。

Tinaティナ11

Sorry, could you say that again?

すみません、もう一度言っていただけますか?

Server店員12

Fish or chicken?

魚か、チキンか、です。

Tinaティナ13

Fish, please. Definitely fish. ...And if it's chicken, I'll roll with it.

魚でお願いします。絶対に魚。…チキンが来たら、そのまま受け入れるけど。

WORDS & CONTEXT

ことばと背景

“Lost in Translation”

lost in translation は「翻訳で(ニュアンスが)失われる」、転じて「言葉や文化の違いで意味がうまく伝わらない」という意味の決まった言い方です。ここでは、英語がほとんど通じない国を旅したティナの体験を表しています。同名の映画(2003年、邦題『ロスト・イン・トランスレーション』)でも知られています。

“Well, body language is sorta universal.”

sorta は sort of の口語的な縮約形で、「ある程度・なんとなく」と断定をやわらげる言い方です。kinda(kind of)も同じように使われます。自然な意訳は「まあ、ボディランゲージはある意味万国共通だよね」です。

“So you just rolled with it?”

roll with it は「(予想外の状況に)逆らわずにそのまま受け入れる・流れに任せる」という意味の口語表現です。魚を頼んだのにフライドチキンが来ても、そのまま食べたかどうかを聞いています。自然な意訳は「それで、そのまま受け入れたの?」です。