B1-04 / CEFR B1 / EPISODE 04

I Wish I Had Studied

過去の後悔と今できることを話す

場面試験の前夜。Tina の部屋。ノートが散らばっている。

本とノートを広げて勉強する二人。
挿し絵を選ぶと、別タブで全体を拡大できます。

STORY 英文と日本語訳

Narratorナレーター

The night before a big exam. Tina's notes are everywhere. Frank has come over with coffee.

大事な試験の前夜。ティナのノートがそこら中に散らばっている。フランクがコーヒーを持って来ている。

Tinaティナ01

I wish I'd started studying back in September!

9月から勉強を始めていればよかった!

Frankフランク02

Yeah, I know the feeling. But beating yourself up tonight won't help.

その気持ちはわかる。でも今夜、自分を責めても助けにはならないよ。

Tinaティナ03

If I'd started then, I'd actually be ready now.

あのとき始めていたら、今ごろちゃんと準備できてたのに。

Frankフランク04

So what kept you from it, back then?

それで、あのときは何が邪魔したの?

Tinaティナ05

Parties. They felt really important at the time.

パーティーよ。当時はすごく大事に思えたの。

Frankフランク06

I wish we'd made a plan earlier. Together.

もっと早く一緒に計画を立てればよかったね。

Tinaティナ07

I kept trying to handle it all alone. Pretty dumb, huh.

全部一人で何とかしようとしてたの。バカだったよね。

Frankフランク08

If you'd asked, I would have helped. You know that.

頼んでくれたら、手伝ったよ。わかってるだろ。

Tinaティナ09

I wish I had your discipline.

あなたみたいな自制心があればなあ。

Frankフランク10

Careful what you wish for. I once read a whole dictionary because nobody told me to stop.

それは考えものだよ。僕なんて、誰も止めてくれなかったせいで、辞書を丸ごと読んだことがある。

Tinaティナ11

If only the test were next month instead.

試験が来月だったらよかったのに。

Frankフランク12

It's tomorrow. But I'm here to help tonight. So — where do we start?

試験は明日だよ。でも今夜は僕が手伝う。さあ、どこから始める?

Tinaティナ13

...Chapter one. And don't let me reach for my phone.

……第一章から。あと、私がスマホに手を伸ばしたら止めて。

WORDS & CONTEXT

ことばと背景

“I know the feeling.”

「その気持ちはわかるよ」と、自分にも同じ経験があることを伝える共感の定型句です。I know how you feel. とほぼ同じ意味ですが、より軽くくだけた言い方です。ここでは、試験前日に後悔するティナに、フランクが寄り添っています。

“But beating yourself up tonight won't help.”

beat oneself up は、文字どおり「自分を殴る」ではなく、「(失敗などについて)自分を責める」という意味の口語表現です。勉強を始めるのが遅かったと後悔するティナに、フランクが「今さら自分を責めても仕方ない」と励ましています。自然な意訳は「今夜、自分を責めても助けにはならないよ」です。

“Careful what you wish for.”

(Be) careful what you wish for. は「願い事には気をつけて(叶うと困ることもあるから)」という決まり文句です。「あなたの規律正しさが欲しい」と言うティナに、フランクが「誰にも止められず辞書を丸ごと読んでしまった」と、規律正しすぎる自分の失敗談でユーモラスに返しています。自然な意訳は「それは考えものだよ」です。

“And don't let me reach for my phone.”

reach for ~ は「~に手を伸ばす」という意味です。ここでは、勉強中についスマホに手が伸びてしまうことを指しています。don't let me ~ は「私に~させないで」という頼み方で、自分の意志の弱さを自覚したティナのお願いです。