“I know the feeling.”
「その気持ちはわかるよ」と、自分にも同じ経験があることを伝える共感の定型句です。I know how you feel. とほぼ同じ意味ですが、より軽くくだけた言い方です。ここでは、試験前日に後悔するティナに、フランクが寄り添っています。
B1-04 / CEFR B1 / EPISODE 04
過去の後悔と今できることを話す
場面試験の前夜。Tina の部屋。ノートが散らばっている。

The night before a big exam. Tina's notes are everywhere. Frank has come over with coffee.
大事な試験の前夜。ティナのノートがそこら中に散らばっている。フランクがコーヒーを持って来ている。
I wish I'd started studying back in September!
9月から勉強を始めていればよかった!
Yeah, I know the feeling. But beating yourself up tonight won't help.
その気持ちはわかる。でも今夜、自分を責めても助けにはならないよ。
If I'd started then, I'd actually be ready now.
あのとき始めていたら、今ごろちゃんと準備できてたのに。
So what kept you from it, back then?
それで、あのときは何が邪魔したの?
Parties. They felt really important at the time.
パーティーよ。当時はすごく大事に思えたの。
I wish we'd made a plan earlier. Together.
もっと早く一緒に計画を立てればよかったね。
I kept trying to handle it all alone. Pretty dumb, huh.
全部一人で何とかしようとしてたの。バカだったよね。
If you'd asked, I would have helped. You know that.
頼んでくれたら、手伝ったよ。わかってるだろ。
I wish I had your discipline.
あなたみたいな自制心があればなあ。
Careful what you wish for. I once read a whole dictionary because nobody told me to stop.
それは考えものだよ。僕なんて、誰も止めてくれなかったせいで、辞書を丸ごと読んだことがある。
If only the test were next month instead.
試験が来月だったらよかったのに。
It's tomorrow. But I'm here to help tonight. So — where do we start?
試験は明日だよ。でも今夜は僕が手伝う。さあ、どこから始める?
...Chapter one. And don't let me reach for my phone.
……第一章から。あと、私がスマホに手を伸ばしたら止めて。
WORDS & CONTEXT
「その気持ちはわかるよ」と、自分にも同じ経験があることを伝える共感の定型句です。I know how you feel. とほぼ同じ意味ですが、より軽くくだけた言い方です。ここでは、試験前日に後悔するティナに、フランクが寄り添っています。
beat oneself up は、文字どおり「自分を殴る」ではなく、「(失敗などについて)自分を責める」という意味の口語表現です。勉強を始めるのが遅かったと後悔するティナに、フランクが「今さら自分を責めても仕方ない」と励ましています。自然な意訳は「今夜、自分を責めても助けにはならないよ」です。
(Be) careful what you wish for. は「願い事には気をつけて(叶うと困ることもあるから)」という決まり文句です。「あなたの規律正しさが欲しい」と言うティナに、フランクが「誰にも止められず辞書を丸ごと読んでしまった」と、規律正しすぎる自分の失敗談でユーモラスに返しています。自然な意訳は「それは考えものだよ」です。
reach for ~ は「~に手を伸ばす」という意味です。ここでは、勉強中についスマホに手が伸びてしまうことを指しています。don't let me ~ は「私に~させないで」という頼み方で、自分の意志の弱さを自覚したティナのお願いです。