A2-36 / CEFR A2 / EPISODE 36

Recommending a Book

面白かった本をすすめる

場面カフェ。Frankが読み終えたばかりの本をTinaに勧める。

カフェで本と書類を差し出すフランクと、ピンクのペンを持つティナ。
挿し絵を選ぶと、別タブで全体を拡大できます。

STORY 英文と日本語訳

Narratorナレーター

Frank just finished a book he loves — about a scientist who travels through time. He wants Tina to read it.

フランクは大好きな本を読み終えたばかり。時間を旅する科学者の話だ。ティナに読ませたい。

Frankフランク01

I just finished an amazing book. You've gotta read it.

すごい本を読み終えたんだ。絶対読んでみて。

Tinaティナ02

Oh? Tell me more.

あら?もっと教えて。

Frankフランク03

It's about a scientist who travels through time.

時間を旅する科学者の話なんだ。

Tinaティナ04

Ooh, that's my kind of book! Can I borrow it?

あら、私好みの本ね!借りてもいい?

Frankフランク05

Of course. Just sign here.

もちろん。ここにサインして。

Tinaティナ06

Sign what?

何にサインするの?

Frankフランク07

A contract. It says you'll return the book by Friday.

契約書だよ。金曜日までに本を返すって書いてある。

Tinaティナ08

You made a contract for one book?

本一冊のために契約書を作ったの?

Frankフランク09

You returned the last one late. A scientist learns from data.

前に貸した本は返すのが遅かった。科学者はデータから学ぶんだ。

Tinaティナ10

Fine. But I'm signing in pink ink.

わかったわ。でも、ピンクのインクでサインするから。

WORDS & CONTEXT

ことばと背景

“that's my kind of book!”

my kind of ~ は「私好みの~・私の好きなタイプの~」という意味です。That's my kind of book! で「それ、私好みの本ね!」になります。何かを気に入ったときの決まり文句で、my kind of town(私好みの町)のようにも使います。自然な意訳は「私好みの本ね!」です。

“You've gotta read it.”

gotta は got to のくだけた発音を表し、have got to で「~しなければならない」という意味です(A2-24 参照)。ただし、面白い本などを勧める場面では「絶対読んでみて」と強く推薦する言い方になります。ここでは読む義務を課しているのではなく、フランクが気に入った本をティナにも楽しんでほしいと勧めています。

“Just sign here.” / “A contract.”

sign は「署名する」、contract は「契約書」という意味です。Just sign here. は「ここにサインして」で、by Friday は「金曜日までに」という期限を表します。友達への本の貸し借りなのに、返却日を書いた契約書まで用意する、フランクの几帳面さを使った冗談です。

“A scientist learns from data.”

「科学者はデータから学ぶ」という意味です。ここでフランクが「データ」と呼んでいるのは、前に貸した本をティナが遅れて返した経験です。その一件を根拠に、今回は返却日を契約書で確認しようとしています。日常の貸し借りにも科学者の理屈を持ち込む笑いです。

“I'm signing in pink ink.”

in pink ink は「ピンクのインクで」という意味です。ティナは契約書に署名することを受け入れつつ、自分の好きな色だけは主張しています。フランクの堅い手続きにティナが自分らしい条件を付ける、小さなオチです。