A2-34 / CEFR A2 / EPISODE 34

Workplace Training

職場の研修について質問する

場面新しい職場で、研修前の打ち合わせ。担当者がFrankに予定を説明している。

研修の場で、付箋だらけの冊子を開いて担当者と話すフランク。
挿し絵を選ぶと、別タブで全体を拡大できます。

STORY 英文と日本語訳

Narratorナレーター

Frank is meeting with a trainer at his new job. The trainer is explaining the schedule and what to bring.

フランクは新しい職場で研修担当者と話している。担当者が研修の予定と持ち物を説明している。

Trainer研修担当者01

Hello, Frank. Training starts next Monday at nine.

こんにちは、フランクさん。研修は来週月曜9時からです。

Frankフランク02

I see. How long is it each day?

なるほど。毎日どれくらいの時間ですか?

Trainer研修担当者03

About four hours, with a short break. Bring a notebook and your employee ID.

約4時間で短い休憩あり。ノートと社員証を持ってきてください。

Frankフランク04

Understood. Should I prepare anything beforehand?

わかりました。事前に準備すべきことは?

Trainer研修担当者05

No, just show up. Most people don't prepare at all.

いえ、来てくれれば。たいていの人は何も準備しませんよ。

Frankフランク06

I read the entire employee handbook last night. I have a few questions.

昨夜、社員ハンドブックを全部読みました。質問がいくつか。

Trainer研修担当者07

The whole handbook? That's... two hundred pages.

ハンドブック全部?それは…200ページですよ。

Frankフランク08

Two hundred and twelve. And is the break ten minutes or fifteen? The handbook says both.

212ページです。それと、休憩は10分ですか、15分ですか?ハンドブックには両方書いてあります。

Trainer研修担当者09

...You know what? Maybe you should train the new hires next year.

…そうだ。来年は、私の代わりに新人研修をしてもらおうかな。

Frankフランク10

Of course. You'll be my first student. Please read all two hundred and twelve pages before class.

承知しました。では、あなたが私の最初の受講者ですね。研修までに212ページ全部読んでおいてください。

WORDS & CONTEXT

ことばと背景

“just show up”

show up は「現れる・顔を出す」という意味の句動詞です。just show up で「ただ来てくれればいい(準備はいらない)」になります。自然な意訳は「来てくれれば」です。

“You know what?”

You know what? は「知ってる?」と尋ねているわけではなく、「そうだ」「じつはね」と、ひらめきや話題の転換を切り出す言葉です。ここでは、ハンドブックを読みこんだフランクを見て、研修担当者があることを思いつきます。自然な意訳は「そうだ」です。

“The handbook says both.”

both は「両方」という意味です。ハンドブックの休憩時間に「10分」と「15分」の二つの記述があるため、フランクはどちらが正しいか確認しています。ページ数だけでなく、内容の細部まで読んでいることが伝わる台詞です。

“Maybe you should train the new hires next year.”

new hire は「新しく雇われた人=新入社員」、動詞の train は「研修する・指導する」という意味です。Maybe you should ~ は「~してもいいのでは・~したらどうか」と提案する言い方です。ここでは、担当者がフランクの詳しさに驚き、教える側を代わってもらおうかと冗談を言っています。来年の正式な担当任命ではありません。

“You'll be my first student.”

「あなたが私の最初の受講者ですね」という意味です。担当者の冗談をフランクが真面目に受け、今まで教える側だった相手を自分の研修に参加させ、全212ページを読む宿題まで出しています。立場が逆転するオチで、実際に研修の担当変更が決まったわけではありません。