A2-27 / CEFR A2 / EPISODE 27

Lost Luggage

空港で出てこない荷物を届け出る

場面空港の手荷物受取所。Tinaが係員のカウンターへ。

空港の手荷物窓口で、ピンクのスーツケースとパリの案内画面を前にする二人。
挿し絵を選ぶと、別タブで全体を拡大できます。

STORY 英文と日本語訳

Narratorナレーター

Tina has arrived at the airport, but her bag never came out on the belt. She goes to the baggage service desk.

ティナは空港に着いたが、バッグがベルトに出てこなかった。手荷物サービスのカウンターへ行く。

Tinaティナ01

Excuse me, my bag never came out on the belt.

すみません、私のバッグがベルトに出てこなかったんです。

Agent係員02

Oh, sorry. How long were you waiting?

ああ、申し訳ありません。どれくらい待っていましたか?

Tinaティナ03

About thirty minutes, at carousel three. I waited till it stopped.

3番ターンテーブルで30分くらい。止まるまで待ちました。

Agent係員04

May I see your baggage receipt? And what color and size is the bag?

手荷物の控えを見せていただけますか?それから、バッグの色とサイズは?

Tinaティナ05

Here you are. It's bright pink and very large. You really can't miss it.

はい、どうぞ。鮮やかなピンクでとても大きいです。見ればすぐわかります。

Agent係員06

Pink, large... and what's inside?

ピンク、大きめ…中身は?

Tinaティナ07

Gifts, mostly. And a small star map I can't replace. It's a map of home, and home is very far away.

ほとんどお土産です。それと、替えのきかない小さな星図も。故郷の地図なんです。故郷はとても遠くて。

Agent係員08

I'll check the number on your receipt now.

では、控えの番号でお調べします。

Agent係員09

Found it! It was sent to Paris by mistake. We can get it back to you tomorrow.

見つかりました!間違ってパリへ送られていました。明日、お手元にお返しできます。

Tinaティナ10

Oh, thank goodness! My star map's coming back. ...Paris? My bag got a better vacation than I did.

ああ、よかった!星図が戻ってくるのね。…パリ?私よりバッグのほうがいい旅行をしてるわ。

WORDS & CONTEXT

ことばと背景

“at carousel three”

carousel は、空港で預けた荷物が出てくる回転式のベルト(ターンテーブル)のことです。もともとは遊園地の「回転木馬(メリーゴーラウンド)」を指す言葉です。自然な意訳は「3番ターンテーブルで」です。

“You really can't miss it.”

can't miss it は「目立つので見落としようがない」という意味で、場所や物の特徴を説明するときの決まり文句です。ここでは、鮮やかなピンクの大きなバッグなので、見ればすぐ分かる、と言っています。ティナ自身が見逃さない、という意味ではありません。自然な意訳は「見ればすぐわかります」です。

“baggage receipt”

ここでは、荷物を預けたときに受け取る「手荷物の控え」のことです。係員はティナから控えを受け取り、そこにある番号でバッグの行き先を調べています。色や中身だけで突然見つかったわけではありません。

“Oh, thank goodness!”

「ああ、よかった!」「ほっとした!」と、心配していたことについて安心したときの表現です。ティナは替えのきかない星図がバッグと一緒に戻ってくるとわかり、まず安心しています。

“My bag got a better vacation than I did.”

バッグが自分よりよい休暇を過ごした、と人のように扱う冗談です。than I did の did は、前の got を繰り返さずに比較するために使っています。星図が戻るとわかって安心したティナが、バッグだけパリまで行ったことを羨ましがるオチです。自然な意訳は「私よりバッグのほうがいい旅行をしてるわ」です。