“Guilty.”
Guilty. は「それは私のことです」という意味です。裁判の「有罪」から転じて、冗談で自分の責任を認めるときの返事で、Guilty as charged.(起訴のとおり有罪です)の略です。フランクが言った「朝の4時まで僕と話し込んだ誰か」が自分であることを、ティナが認めています。自然な意訳は「それ、私ね」です。
B2-39 / CEFR B2 / EPISODE 39
故郷への愛着と今の暮らしを比べる
場面夜、フランクの部屋。ティナが地図アプリでフランクの故郷の村を見つける。

Late evening in Frank's room. Tina has found Frank's home village on a map on her phone. He has never told her much about it.
夜遅く、フランクの部屋。ティナがスマホの地図で、フランクの故郷の村を見つけた。彼はその村のことを、あまり話したことがない。
Found it! Your village. One road, one bridge, one bus stop.
見つけた!あなたの村。道が一本、橋が一つ、バス停が一つ。
The bus came twice a day. If you missed the morning one, you waited until four.
バスは一日二本だった。朝のを逃したら、4時まで待つんだ。
So what did you do all day? Besides wait for the bus.
じゃあ一日何してたの?バスを待つ以外に。
Chores, books, long walks. In the evenings, I sat by the river until it got dark.
家の仕事と、本と、長い散歩。夕方は、暗くなるまで川のそばに座ってた。
Alone?
一人で?
Mostly. The village had kind people — and no one my age. The youngest neighbor was sixty.
たいていはね。村の人たちは優しかった——でも、同じ年頃は誰もいなかった。いちばん若いご近所さんで60歳だった。
Did you like being alone, or did you just not know anything else?
一人が好きだったの?それとも、ほかを知らなかっただけ?
Both, I think. I loved the river. But I didn't know what I was missing until I came to the city — and someone talked to me till four in the morning.
両方だと思う。川は大好きだった。でも、何が足りなかったのか分からなかったんだ。街に出てきて、朝の4時まで僕と話し込む誰かに出会うまでは。
Guilty. So which is better — there or here?
それ、私ね。で、どっちがいい?あっちと、こっち。
There, I heard the river from my bed. Here, I hear you singing down the hall at seven a.m.
あっちでは、ベッドから川の音が聞こえた。こっちでは、朝7時に廊下の先から君の歌が聞こえる。
That's not an answer. Would you ever go back?
それ、答えになってない。いつか戻ることはある?
To visit, someday. To live, no. I'd miss the singing. ...Some of it.
訪ねるなら、いつか。住むなら、ノー。歌が恋しくなるから。……一部はね。
Some of it?! Okay. Tomorrow at seven, you're getting the whole album.
一部?!いいわ。明日の朝7時は、アルバム丸ごと聞かせてあげる。
WORDS & CONTEXT
Guilty. は「それは私のことです」という意味です。裁判の「有罪」から転じて、冗談で自分の責任を認めるときの返事で、Guilty as charged.(起訴のとおり有罪です)の略です。フランクが言った「朝の4時まで僕と話し込んだ誰か」が自分であることを、ティナが認めています。自然な意訳は「それ、私ね」です。