B2-37 / CEFR B2 / EPISODE 37

Professionally Misread

誤解を気まずくせずに訂正する

場面学会の帰り道。

学会の後、通りを歩いて話す二人。
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STORY 英文と日本語訳

Narratorナレーター

At a conference, Frank and Tina ran into Frank's colleague, Dan. On the way out, Tina brings up something Dan said.

学会で、フランクとティナはフランクの同僚ダンに出くわした。帰り際、ティナはダンの言ったことを話題にする。

Tinaティナ01

Your colleague called me "the better half." Twice.

あなたの同僚、私のこと「よくできた奥さん」って呼んだわよ。2回も。

Frankフランク02

I know. Then he asked how long we've been together.

知ってる。それから、僕たちがどれくらい一緒にいるのか聞いてきた。

Tinaティナ03

And you said, "Since the night we met." In a very warm voice.

で、あなたは「出会った夜からずっと」って答えた。すごく温かい声で。

Frankフランク04

It was accurate. I didn't hear how it sounded until he winked at me.

正確な答えだった。彼にウインクされるまで、どう聞こえるか気づかなかったんだ。

Tinaティナ05

So why didn't you correct him?

じゃあ、どうして訂正しなかったの?

Frankフランク06

Dan talks in paragraphs. By the time he stopped, he was complaining about parking.

ダンは段落単位でしゃべるんだ。話が止まった頃には、駐車場の文句になってた。

Tinaティナ07

Fair. I could've said something, too. I thought you'd correct him when he finished talking.

そうね。私も何か言えたけど、彼の話が終わったら、あなたが訂正すると思ってたの。

Frankフランク08

I'd better email him before he tells the whole department we're a couple.

僕たちがカップルだって部署中に話される前に、メールしておいたほうがいいね。

Tinaティナ09

Good idea. We can clear it up without making him feel bad.

いいわね。相手に嫌な思いをさせずに、誤解を解けばいいのよ。

Frankフランク10

So I write, "Correction: we are not romantically involved"?

じゃあ、「訂正します。私たちは恋愛関係にありません」って書く?

Tinaティナ11

Too formal. Just write, "We're friends."

堅すぎるわ。ただ「私たちは友達です」でいいの。

Frankフランク12

"We're friends." Short. I'll send that now.

「僕たちは友達です」。短いね。今、それで送るよ。

Tinaティナ13

Good. If he gets it wrong again, I'm charging him a correction fee.

よし。今度また間違えたら、訂正料を請求するわ。

WORDS & CONTEXT

ことばと背景

“the better half”

one's better half は、配偶者(特に妻)を冗談めかして呼ぶ言い方です。同僚のダンは、ティナをフランクの奥さんだと思い込んで、この言い方を2回も使いました。ほめ言葉のようでいて、二人の関係を取り違えた言葉です。自然な意訳は「よくできた奥さん」です。

“Dan talks in paragraphs.”

「段落単位でしゃべる」という比喩で、一言や一文ではなく、長々と途切れなく話し続ける人を表します。ダンが話している間は誤解を訂正するすき間がなく、気づけば話題が駐車場の文句に移っていた、というフランクの言い訳です。自然な意訳は「ダンは段落単位でしゃべるんだ」です。