B2-07 / CEFR B2 / EPISODE 07

Shared Calendar

共有に必要な情報の範囲を決める

場面カフェ。二人で出かける日を決めるために作った共有カレンダーを、フランクとティナが携帯で見ている。

カフェで携帯のカレンダーを見る二人。
挿し絵を選ぶと、別タブで全体を拡大できます。

STORY 英文と日本語訳

Narratorナレーター

Two weeks ago, Frank and Tina set up a shared calendar to make plans together. Now they're checking it at a café.

2週間前、フランクとティナは一緒に出かける予定を立てるため、共有カレンダーを作った。今、二人はカフェでそのカレンダーを見ている。

Tinaティナ01

Question. Every Wednesday evening, your calendar says "busy." Seven to ten. No label.

質問。毎週水曜の夜、あなたのカレンダーが「予定あり」になってる。7時から10時。ラベルなし。

Frankフランク02

Correct.

その通り。

Tinaティナ03

That's it? "Correct"? Secret club? Drum lessons? Give me a clue!

それだけ?「その通り」?秘密クラブ?ドラムのレッスン?ヒントちょうだい!

Frankフランク04

That's time I keep for myself. I'd rather not share the details.

自分のために取ってある時間なんだ。詳しいことは、話さずにおきたいな。

Tinaティナ05

Okay, but I thought we shared this so we'd know when to invite each other out.

でも、いつなら誘っていいかわかるように、共有したんじゃなかった?

Frankフランク06

Exactly. Does "busy" tell you enough to pick another evening?

その通り。「予定あり」ってわかれば、別の夜を選べるよね?

Tinaティナ07

For making plans, yes. But now I'm curious.

予定を立てるには、それで十分よ。でも、気になるの。

Frankフランク08

I get curious too. But to plan dinner, I only need to know when you're free.

僕も気になることはあるよ。でも、夕食に誘うなら、君がいつ空いているかわかれば十分なんだ。

Tinaティナ09

I know. But it's like a wrapped present I'm not allowed to shake. And shaking is the best part!

わかってる。でも、振って中身を当てちゃいけないプレゼントみたいなの。振るのがいちばん楽しいのに!

Frankフランク10

I'll tell you this much: it's not a secret club, and I'm not learning the drums.

これだけは教えるよ。秘密クラブじゃないし、ドラムを習ってるわけでもない。

Tinaティナ11

There go my best guesses. I've been shaking this box for two weeks!

有力候補が消えちゃった。この箱、2週間ずっと振ってたのに!

Frankフランク12

But I'd like to keep the actual plans to myself. Is that okay?

でも、実際に何をするかは、自分だけのことにしておきたい。それでいい?

Tinaティナ13

Okay. I'm giving it a label myself: "Frank's mystery. Do not shake."

わかった。じゃあ、ラベルは私が付けておくわ。「フランクの謎。振らないこと」。

WORDS & CONTEXT

ことばと背景

“a wrapped present I'm not allowed to shake”

アメリカでは、包まれたプレゼント(特にクリスマスツリーの下に置かれたもの)を開ける前に、耳元で振って音や重さから中身を当てるのが、子どもから大人までおなじみの楽しみです。渡す側が冗談で「No shaking!(振っちゃだめ)」と言うこともあります。ティナは、ラベルのない水曜の予定を「中身が気になるのに、振って探ることも許されないプレゼント」にたとえています。最後の「Do not shake.」は、「もうあれこれ詮索しない」という自分への約束です。自然な意訳は「振って中身を当てちゃいけないプレゼントみたい」です。

“There go my best guesses.”

There goes ~ は「~がなくなってしまった、おじゃんだ」という意味で、何かが消えたり台無しになったりしたときの、軽い嘆きの言い方です。主語が複数なら There go ~ になります。ティナは、「秘密クラブ」と「ドラム」という自信のあった推理を、フランクに否定されて、大げさに残念がっています。B2-57 の And there goes the last slice. も同じ型です。自然な意訳は「有力候補が消えちゃった」です。