“the biggest line item in your equipment budget”
line item は、予算書や請求書に1行ずつ並ぶ「項目・費目」のことです。biggest line item で「いちばん金額の大きい費目」となります。ここでは in your equipment budget によって比較の範囲を機器の予算に限定しています。委員長は、睡眠トラッカー200個(1個90ドル)が機器の予算では最大の出費だと指摘しています。自然な意訳は「機器の予算では最大の費目」です。
“That allows for forty dropouts.”
allow for ~ は「~を見込んで余裕を持たせる」という意味です。計画の段階で、起こりそうな事態をあらかじめ織り込んでおくときに使います。dropout は「途中でやめた人、脱落者」のことです。最後まで参加してほしいのが160人なら、200人で始めれば、40人が抜けても足りる、という計算です。自然な意訳は「40人の脱落を見込んでいます」です。
“wanted the social benefit spelled out”
spell out は、文字どおりには「1文字ずつつづる」ですが、「(あいまいにせず)はっきり・詳しく説明する」という意味でよく使われます。want ~ spelled out で「~をはっきり説明してほしい」です。審査員が、研究が社会にどう役立つのかを具体的に書いてほしいと求めています。自然な意訳は「社会的便益を明確に説明してほしい、と」です。
“You'll hear from us in two weeks.”
面接や審査のあとに、連絡する側が言う定型で、「結果は追ってご連絡します」という意味です。hear from ~ は「~から連絡をもらう」で、We'll be in touch. に近い響きがあります。連絡を待つ側が「返事をもらう」と言うときは hear back を使います(B2-34、B2-44)。自然な意訳は「結果は2週間後にお知らせします」です。
“Try not to lose sleep over it”
lose sleep over ~ は「~が気になって眠れない・~をひどく心配する」という意味の慣用句です。Don't lose sleep over it. で「そんなに気にしないで」という気づかいの決まり文句になります。委員長はこの慣用句を、睡眠を研究するフランクにかけています。「眠れなくなったら、あなた自身が睡眠研究の最初のデータになってしまいますよ」という冗談です。自然な意訳は「気になって眠れなくならないように」です。