A2-52 / CEFR A2 / EPISODE 52

Canceled Plans

直前のキャンセルについて相談する

場面カフェ。Tinaの友達サラがまた直前にキャンセル。

雨の見えるカフェで、スマホを置いて話すティナとフランク。
挿し絵を選ぶと、別タブで全体を拡大できます。

STORY 英文と日本語訳

Narratorナレーター

Tina's friend Sarah has canceled their plans again at the last minute — the third time in a row. Tina is talking it over with Frank.

ティナの友達サラがまた直前に予定をキャンセルした。これで3回連続だ。ティナはフランクに相談している。

Tinaティナ01

Ugh, Sarah canceled on me again at the last minute!

もう、サラがまた直前にキャンセルしたの!

Frankフランク02

That's the third time, isn't it?

それで3回目だよね?

Tinaティナ03

Yes! That's three plans in a row she's canceled.

そうよ!約束を3回続けてキャンセルされたの。

Frankフランク04

Maybe she has some personal stuff going on.

何か個人的な事情があるのかもしれないよ。

Tinaティナ05

I've already asked her if she's okay.

大丈夫か、もう聞いたわ。

Frankフランク06

And what did she say?

彼女は何て言ったの?

Tinaティナ07

Just "fine, sorry." No real reason.

ただ「大丈夫、ごめん」だけ。ちゃんとした理由はなし。

Frankフランク08

Sometimes people cancel 'cause they need space. But I understand why you're upset.

一人の時間が必要でキャンセルすることもあるよ。でも、君がつらいのもわかる。

Tinaティナ09

Maybe. But I've been hurt one too many times.

そうかもね。でも、もう何度も傷ついて、限界なの。

Frankフランク10

Then tell her how you really feel. Don't just stay quiet.

それなら本当の気持ちを伝えなよ。黙ってちゃだめだ。

Tinaティナ11

Okay. I'll write her a message. I have a lot to say.

わかった。メッセージを書くわ。言いたいこと、いっぱいあるの。

Frankフランク12

A message, Tina. Not a book.

メッセージだよ、ティナ。本を書くんじゃないからね。

WORDS & CONTEXT

ことばと背景

“at the last minute”

at the last minute は「ぎりぎりの直前に」という意味です。約束の直前にキャンセルされる、というドタキャンの文脈でよく使います。自然な意訳は「直前に」です。

“three plans in a row”

in a row は「連続で」という意味です。ここでは、最近の約束が3回続けてキャンセルされたことを表しています。今月の予定すべてを取り消されたという意味ではなく、A2-48 でサラと映画を見たこととも両立します。

“Sarah canceled on me again”

cancel on ~ は「~との約束を取り消す・ドタキャンする」という意味で、on me には「(私に迷惑がかかる形で)」という不満のニュアンスがあります。自然な意訳は「サラがまた直前にキャンセルしたの!」です。

“personal stuff going on”

personal stuff は「個人的なこと」、going on は「起きている」で、personal stuff going on は「私生活でのごたごた・個人的な事情」という意味です。詳しい理由を言いたくない、または分からないときに、ぼかして言う定番の表現です。自然な意訳は「何か個人的な事情があるのかもしれないよ」です。

“'cause”

'cause は because のくだけた短縮形です。会話で使い、書き言葉では because を使います。gonna や gimme と同じく、親しい会話の形です。自然な意訳は「一人の時間が必要でキャンセルすることもあるよ」です。

“they need space”

need space は「(人と距離を置いて)一人の時間や心の余裕が必要」という意味です。ここでの space は「宇宙」ではなく「(気持ちの)余地・ゆとり」を表します。give ~ space(~をそっとしておく)という言い方もあります。

“I've been hurt one too many times.”

one too many times は「もう限界を超えるほど何度も」という意味です。「許せる回数より一回多い」というイメージで、単に回数が多いだけでなく、我慢の限界に来ていることを表します。フランクがつらさを受け止めたので、ティナも自分の限界を言葉にしています。自然な意訳は「もう何度も傷ついて、限界なの」です。

“A message, Tina. Not a book.”

「メッセージだよ、本じゃないからね」という短いツッコミです。気持ちは伝えたほうがよいと勧めつつ、伝わる長さにまとめようと言っています。A2-18 でも4ページのメッセージを書いていた、長文になりがちなティナへの軽いからかいで、気持ちを黙って我慢しろという意味ではありません。