A2-11 / CEFR A2 / EPISODE 11

Showing Photos

旅行写真を見ながら思い出す

場面先月の旅行写真を見返す。

ソファで、寺の鐘や湖のボートの写真が並ぶアルバムを見るフランクとティナ。
挿し絵を選ぶと、別タブで全体を拡大できます。

STORY 英文と日本語訳

Narratorナレーター

Frank and Tina are looking at photos from a trip last month. They visited a temple and a lake.

フランクとティナは先月の旅行写真を見ている。二人はお寺と湖を訪れた。

Tinaティナ01

Look — this is the temple. Last month.

見て——これがお寺。先月ね。

Frankフランク02

The monks were chanting that morning. I remember the bell.

あの朝、お坊さんたちがお経を唱えてた。鐘の音を覚えてる。

Tinaティナ03

We made a small donation, and the monk gave us a good-luck charm.

私たち少しお布施をして、お坊さんがお守り札をくれたわね。

Frankフランク04

You tried to give him three flowers in return.

君はお返しに花を3本あげようとしてた。

Tinaティナ05

Where I'm from, flowers are a gift! ...And a snack.

私の故郷では、花は贈り物なの!…それとおやつ。

Frankフランク06

And here — the lake. Sunset. The little boat.

それでこれ——湖。夕暮れ。小さなボート。

Tinaティナ07

That night I sent my parents the photos. Dad called right away. We talked for an hour.

あの夜、両親に写真を送ったの。お父さんがすぐ電話してきて、1時間も話したわ。

Frankフランク08

Does he call often, even from that far away?

あんなに遠くにいても、よく電話してくれるの?

Tinaティナ09

Yes, he always calls. He saw your serious face in this photo and asked, "Did Frank have fun?"

ええ、いつも電話してくれるわ。この写真のあなたの真顔を見て、「フランクは楽しかったのか?」って聞いてたの。

Frankフランク10

I did! It's hard to smile with these stitches. That was my biggest smile.

楽しかったよ!この縫い目があると、笑顔を作るのは難しいんだ。あれが僕の満面の笑みだよ。

WORDS & CONTEXT

ことばと背景

“in return”

「お返しに」という意味です。お守り札をもらったティナが、僧侶に花を渡そうとしたことをフランクが振り返っています。ティナの「故郷では花はおやつでもある」という返答は、A1-11 の設定につながります。

“even from that far away”

even は「~でさえ・~でも」、that far away は「そんなに遠くに」という意味です。ここでは、遠く離れた故郷にいる父親が、それでもよく電話をくれるのかと尋ねています。通信費や通話できる仕組みを尋ねているわけではありません。

“I did!” / “That was my biggest smile.”

I did! は、父親の Did Frank have fun?(フランクは楽しかったのか?)を受けて、I had fun!(楽しかったよ!)と答える省略表現です。stitches は顔にある縫い目、my biggest smile は「僕の精いっぱいの笑顔・満面の笑み」という意味です。A1-09 の「これが僕の笑顔」と、A1-18 の「顔がうまく動かない」という設定を受けています。写真では真顔に見えても、本人は精いっぱい笑っていた、という見た目と気持ちの違いがオチです。