“to follow up formally”
follow up は「(その後の対応を)続けて進める、フォローする」という意味です。苦情や問い合わせを受けたあと、確認や手続きを進める場面で、よく使います。formally は「正式に」です。管理人は、口頭ではなく、日時を書いた書面の記録があって初めて、正式な対応に進める、と説明しています。自然な意訳は「正式に対応を進める」です。
B2-10 / CEFR B2 / EPISODE 10
苦情の記録と次の手順を確認する
場面騒音をめぐる近隣トラブルの調停。建物管理人と面談。

Tina's neighbor has been making noise late at night for weeks. Talking to him directly hasn't worked. Today she's meeting the building manager.
ティナの隣人が数週間、夜遅くに騒音を立てている。直接話しても効果がなかった。今日、彼女は建物の管理人と面談している。
You're the fifth-floor tenant who reported the noise?
騒音を報告された5階の入居者の方ですね?
Yes. 5B. Midnight to two a.m., every night: thock. Thock. Thock.
はい。5Bです。深夜0時から2時まで、毎晩。コツン。コツン。コツン。
The other two complaints just say "clicking."
ほかの2件の苦情には「カチカチ音」としか書かれていませんが。
It's golf. He told me he's practicing his putting. The balls keep hitting the wall between our apartments.
ゴルフなんです。本人がパターの練習をしていると言っていました。ボールが何度も、うちとの境の壁に当たるんです。
Please put the dates and times on a complaint form. We need a written record to follow up formally.
苦情申立書に日時を記入してください。正式に対応を進めるには、書面での記録が必要です。
I'd rather skip the paperwork. Where I'm from, neighbors just synchronize their sleep schedules. But I can't keep losing sleep over indoor golf.
書類は省きたいんです。私の故郷では、隣人同士は眠る時間をそろえるだけなので。でも、室内ゴルフのために眠れない日を続けるわけにもいかなくて。
Understood. What have you tried so far?
ごもっともです。これまでに何を試されましたか?
Talking to him. Twice. He couldn't have been nicer about it. He said I should try putting and gave me a golf ball. Nothing changed.
直接話しました。2回。これ以上ないほど感じよく応じてくれました。私にもパターをやってみたらと、ゴルフボールをくれたんですよ。何も変わりませんでしたけど。
"Gift: one golf ball." Noted. Once you submit the complaint, we'll notify him and send a formal warning.
「進呈品、ゴルフボール1個」と。記録しました。苦情を提出いただければ、本人に通知し、正式な警告を送ります。
And if the warning doesn't work — what's the next step?
それで警告が効かなかったら、次の段階は?
We escalate. I'll send the owner the records and ask them to review a possible lease violation.
対応を一段上げます。記録をオーナーに送り、契約違反に当たるか検討してもらいます。
Here's the form. Start with the dates you remember. Keep a log if it happens again.
こちらが用紙です。まず、覚えている日付から書いてください。また起きたら、その都度記録してください。
I'll start now. And if he plays again tonight, every thock gets a timestamp.
今から書きます。今夜も練習するなら、コツンごとに時刻を記録します。
WORDS & CONTEXT
follow up は「(その後の対応を)続けて進める、フォローする」という意味です。苦情や問い合わせを受けたあと、確認や手続きを進める場面で、よく使います。formally は「正式に」です。管理人は、口頭ではなく、日時を書いた書面の記録があって初めて、正式な対応に進める、と説明しています。自然な意訳は「正式に対応を進める」です。
couldn't have been + 比較級 は、文字どおりには「それ以上~ではありえなかった」ですが、「これ以上ないほど~だった」という強い肯定になります。否定の形なのに褒めている点に注意しましょう。It couldn't have gone better.(最高にうまくいった)も同じ形です。ティナは、隣人がとても感じよく応じてくれた(のに、騒音は止まらなかった)と言っています。自然な意訳は「これ以上ないほど感じよく応じてくれました」です。
escalate は「段階的に強める・悪化させる」という意味です。苦情対応やカスタマーサポートの場面では、「(問題を)一段上の対応や上の担当者に引き上げる」という意味でよく使われます。ここでは、警告でも騒音が止まらなければ、記録をオーナーに送り、契約違反に当たるか検討してもらうことです。自然な意訳は「対応を一段上げます」です。